Le Chemin

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Macストレージ超節約術

概要

皆さんのMacのストレージの空き具合、いかがですか?

空き容量が30%を切ってしまうと、パフォーマンスが極端に落ちるかと思います。

今回は、過去最高にストレージ容量を減らす術を紹介します。

macOSあるあるなのですが、知らず知らずの内に容量が圧迫していく事が結構あるかと思います。


まず、試すこと。

1.ライブラリフォルダから「Caches 」「Logs」フォルダを削除

Finderを選択した状態で、「移動」メニューから、Optionキーを押すと「Library」というフォルダに飛ぶ事ができます。

~/Library/Caches/ フォルダには、一時的なキャッシュファイルが保存されています。これらは通常、システムやアプリが再生成できるため、不要なものを削除しても問題ありません

~/Library/Logs/ フォルダには、アプリケーションやシステムのログファイルが保存されています。古いログファイルは削除しても問題ない場合が多いです。

この後にゴミ箱の中を削除してあげれば、空き容量を増やすことができるかと思います。


2.Spotlightのインデックスを再構築する

Spotlightは昔から重たいので、私はアプリケーションをすぐに起動する時だけ使います。

そもそもこの機能は使わない人はオフにしていてもいいかもしれないですね。



ここからが、本番

Macの空き容量が足りないなら、外付けSSDで増設してしまえ!戦法です。

私が使っているのが、こちら

「SanDisk SSD 外付け 500GB 」 ←Amazonリンク

普通の使い方だと、このSSDに重たい容量を全部入れてしまえ!という使い方になると思います。

そこで、Macに入ってあるアプリケーションもそのままごっそり入れてしまうのです。

どういうことかというと、macOSだと外部のストレージにアプリケーションを移動してもそのまま起動ができるのです。

こんな感じで、外部SSDから重たいアプリケーションを開くことが出来ます。

私は普段から「Adobe Lightroom」や「Final Cut Pro」をメインでずっと使うわけでもないので、外付けから起動して作業をしています。

HDDだと遅くて話にならないのですが、SSDだと動作も早いので快適に作業が出来ます。

ここで問題なのが、いちいちSSDから開いて起動するのがめんどい😔

では、ないでしょうか。安心してください。今ままで通り、Launchpadから起動する方法も教えます。


シンボリックリンクを設定する

ここでは、SSD内にあるGoogle ChromeをLaunchpadに反映させてみましょう。

まず、「Terminal(ターミナル)」アプリを開きます。

こちらのコマンドを入力します。

ln -s /Volumes/自分のSSDの名前/Google\ Chrome.app /Applications/Google\ Chrome.app

私の場合SSDの名前がSSDなので、こうなります。

ln -s /Volumes/SSD/Google\ Chrome.app /Applications/Google\ Chrome.app


AdobeのLightroomも同じ感じでやってみます。

ln -s /Volumes/SSD/Adobe\ Lightroom\ CC/Adobe\ Lightroom.app /Applications/Adobe\ Lightroom.app

もしお好みのAppのパスが分からない場合は、ChatGPTに聞くと教えてもらえますよ。

聞き方は、”MacのAppを外付けSSDに移動して、Launchpadから起動できるようにシンボリックリンクを作成してほしい”などと聞いて、Mac本体に入ってあるアプリケーション名を言えば、Terminal用のコマンドを書いてくれます。

これで今まで通り、Launchpadから起動できるようになりました👏

App本体はSSDにいるので大幅に容量を削減できます。

デメリットと言えば、移したAppはSSDを付けていないと起動できないので、頻繁に使うアプリMacの内蔵SSDに入れたままの方が効率的です。


最後に

私はMacのOSとは別にシステムデータだけで謎に容量が80GB程喰われていたので、どうにかストレージを減らせないかを模索しました。

必要なフォルダとAppのみ外付けのSSDに移動して、Macの初期化を何度もする内にストレージの大幅の最適化ができました。

今ではMacの容量は全体で40GBしか使っていないです。(iCloudはファミリーで2TB契約しているので、他のデータは全部こっちにあります。)

このやり方をしているとMacのパフォーマンスは常に高い状態で、作業ができるのでおすすめです。